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先日4才になった息子が人生初のジャガイモほりを体験したお話しを少しだけしたいと思います。
<目次>
ジャガイモほりが切ない結果になった理由
今回のジャガイモほりが切ない結果になったのは、簡単に言うと引っこ抜いた茎にジャガイモがあんまりついていなかったということです。
イモ自体はそれなりに育っていたのですが、前日に降った雨で土が重くなっていて、一生懸命にひっぱった結果、ぶちぶちとイモと茎が切り離れていく音だけが鳴り響いていました。
その時の切ない表情がなんとも言えません(;´Д`)
しかし、イモは土の中にごろごろしている状態(笑)
息子「 お芋全然ないね・・・」
さすがにこれではかわいそうなので、何回かチャレンジさせています。しかし、土が重くて中々気持ちよくズボッと大量にとれることはありませんでした。
かろうじて中くらいの大きさのジャガイモが2つほどついてるのがとれたので、写真をとりました。
この結果に息子が感じていた気持ちはというと。「やっととれた」ですって(笑)
息子はじゃがいもが取れたことに大満足の様子
ジャガイモごと引っこ抜いて収穫を楽しむことができなくてかわいそうだな。なんて思っていたんですが、息子は土の中に残ったイモをほじくり出すのが楽しかったようで一生懸命ジャガイモを探していました。
そこで、「はっ」としたんですが、ジャガイモを抜くことだけが楽しいと勝手に思い込んでいたのは自分だけなのではないか?ということです。
息子にしてみれば、畑に行くことも、ジャガイモを抜くことも、土の中からジャガイモを探すことも、その他にも楽しいと思ったことがあるかもしれません。
親があれやこれやと考えるよりも、子供にはいろいろな経験をさせることの方が大切なんだって気付いた一日でした。
結果的に「食べきれるのか?これ」というほどの量を収穫してしまいましたが(笑)
貸農園の楽しさと子育て
今回の芋ほりは、私の母がやっている畑にジャガイモがなってるからとりにおいでと言われたのが始まりでした。
その畑は、市で運営している貸畑で、たたみ4~5畳ほどのものです。
それでも土に触れて、自分で育てて、収穫して食べるというこのプロセスを体験できるのはとてもいいことだと思いました。子供にとってもTVやゲームばかりで成長するより、自然とせっする経験がとても大切なんじゃないかって思います。
私の子供時代もこういう体験は少なかったように思いますが、今はもっと見なくなったような気がします。
とれたての大根をその場でもらった話
ジャガイモの収穫も終わり、さぁ帰ろかと畑から戻る時に、他にも畑をされてる方が世話をしにきていたのでアイサツをしていると。
おじさん「うちだけじゃ食いきれないから大根持ってくか?」
私「いいんですか?」
おじさん「今とるからちょっと待てよ。おいしょ。」
おじさん「あれ!?小さいな(笑)」
おじさん「ちょっと小さいけど持ってけ」
私「ほんとにいいんですか?」
おじさん「いいよ。いいよ。小さくてごめんな」
私「ありがとうございます!」
大根もうれしかったんですけど、今の世の中にかけてしまった人間関係みたいなものがそこにはあって、なんかうれしかったんですよね。
人と人のつながりが薄くなってる現在だからこそこういう人間関係ってとても大切なんじゃなんかなってしみじみ感じました。
とってきたジャガイモがおしいしいのなんの
食べきれかわからないほどの量を持ち帰ってきたジャガイモですが、、こぶりなものはすべて洗ってレンジでチンしただけのふかしイモにして、塩やマヨネーズでいただきました。
これがまたうまいのなんの。実は私、イモ系ってパサパサしててあまり好きじゃないんですが、とれたてのジャガイモはホクホクしてて、パサパサもしてなくて、イモ本来の味がしっかりするので別物に感じました。
息子も自分でとったじゃがいもに感動して「おいしい、おいしい」と食べていました。これも大切な経験ですね。
まとめ
息子はジャガイモとりに行くという予定がとてもうれしかったみたいで普段中々寝ないのに、前日は「明日はいもほりがんばるからもう寝るね。」なんて言って速攻で眠りについていました。
楽しみすぎると眠れなくなるんじゃないのかい(笑)まぁそれはそれでいいか(*’▽’)
子供への経験のつもりが自分が親としての経験をさせてもらった一日でした。ほんとに楽しかったし、息子も喜んでいたので、母の畑を手伝うか自分でも畑を借りて見ようか検討してみることにします。
それでは、また。
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