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息子が一言いいました。車壊れちゃった。
これは何かやらないと絶対泣くやつだ・・・と直感的に思いました。
どうやら、大切に使っていた車のおもちゃ「チョロQ」が動かなくなってしまったようです。このおもちゃは後ろにひっぱるとゼンマイが巻かれて、手を放すとまっすぐ走るようにできています。
修理期待度50%をほこる私が直せるのか、チャレンジした結果をお話ししたいと思います。
<目次>
症状の確認
泣きそうな顔して車が壊れてしまったことを報告してくる息子に、車直せるかパパが見てやろうか?
というと、大喜びで「やって、やって」と大泣きの顔から、大はしゃぎにモードに変換され、楽しそうにしています。
「直せるかどうかはわからないからな」と念だけ押して作業に取り掛かります。
まず、車を後ろにひっぱってみました。通常だと「カチカチ」と聞こえてくるはずのゼンマイが巻かれる音が聞こえません。
むしろ、「ガッ、ガッ」と何かに突っかかってる感触です。
チョロQのように、ゼンマイ仕掛けのおもちゃは分解してみたことがなかったので、中身がどうなっているのか若干ワクワクしながらの分解作業です。
分解と仕組みの確認
まず、赤丸のねじをはずしてから分解していきます。
単純に手順を考えたら、なるべく収まっているものを壊さないように確認しながら分解できればよかったのですが、硬くて開けられないところいじくっていたら、そこが開いたと同時に様々なパーツがびっくり箱のように飛び出しました(*’▽’)
Oh~My~God~(‘Д’)
意外とパーツが多く、ぶっちゃけ何が何だかわかりません。
ちらっと息子の顔を見てみるとキラキラした瞳で「パパなら直せるよね」と思っているのがヒシヒシと伝わってきます。
この段階では、無理。
多分無理。
期待するな。息子よ。
といった心境です。
しかし、やるだけやらないとおさまりが付かなそうなので、とりあえず、部品をひとつひとつ確認してみました。
ゼンマイを確認してみる
どう考えてもこれ以外に動力になりそうな部品がありません。あとはギアがいくつかあるだけ。
この、グルグル巻かれている鉄板を引き出してみると
普通の鉄板だ・・・これがどうやって動力になるんだろうか。
ジーっと見つめながらその使い方を考えていると、ひらめきました( `ー´)ノ
この小さな鉄板を内側からグルグル巻きつけるとギュッと縮みます。そして放すとビュっと戻ります。
もしかしてこの力が動力なのか!?
っていうか、ゼンマイの仕組みを知らなくてすみません(笑)
部品の数と構造を考えても、それ以外に考えられません。むしろこれがわかれば、あとは動力を伝えていくギアを順番で組み立てていけばいいはずです。
もしかしたら、直せるかもしれないと希望が出てきたので一気にたたみかけます。
再度組み立てる
ゼンマイからタイヤに動力を伝えるため、絶対、ここにしかハマらないであろうギアを順番に組み立てていきます。
それでも一回ではうまく治らず、組み立てては動かし、組み立てては動かしを数回繰り返すとタイヤが動くパターンを見つけました。
こ・これならいける。
最後にカバーをかぶせて 、ねじを締めたら
なんとか、直りました。
息子を呼んで目の前に座らせ、息子めがけてチョロQを発進させるとなんとも言えない顔で喜びを表現しています。
そして、何度か車を走らせてはパパ直ってるよ、ありがとうと伝えてきます。
まとめ
すぐに買い替えのできる金額のおもちゃですが、壊れたらすぐにいらないとか、諦めるんじゃなくて、直せば使えるといった姿を息子に見せられたのはよかったのかな。と思っています。
私的にも、単純なおもちゃなのによくできてるな。と、いい勉強になりました。
ちなみに修理がうまくいったチョロQですが、ひとしきり直ったことを喜んだあと、何事もなかったかのように放置されていました(‘Д’)
まぁ、まぁ、こんなもんかな(笑)
心の声:せっかく一生懸命直したのに。息子よ・・・
それでは、また。
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