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将棋の藤井聡太七段が第91期ヒューリック杯棋聖戦への挑戦中ですが、本日5番勝負の第2局が行われました。その結果と今後についてお話ししたいと思います。
第1局の結果は以下を参考にしてくさいね。
<目次>
ヒューリック杯棋聖戦5番勝負、第2局の結果
結論から言うと藤井聡太七段は見事勝利しています。
詳しい勝負の内容を見てみましょう。
- 対戦内容:第91回ヒューリック杯棋聖戦5番勝負第2局
- 対戦相手:渡辺明棋聖(36)
- 対戦日 :2020年6月28日
- 対戦時間:9:00~
- 手数 :90手
- 勝者 :藤井聡太七段
第2局は後手番でのスタートとなりました、中盤では難しい局面を迎えたものの終盤では集中力とともにリードを広げて勝利を収めています。
対戦後のインタビューで、「今日の序盤は試してみたい作戦だったので、積極的にやってみました。」そして、「次戦についても気負うことなく勝負したい」と言っています。
大舞台にも関わらず、藤井聡太七段らしいコメントですね。
棋聖戦第2局は和服姿で登場
今日の勝負には紺色の和服姿で登場した藤井聡太七段ですが、若干不安もあったようで、このようにコメントしています。
対局前は、「和服を着て長時間戦うのは初めてだったのでどんな感じかわからなった。」と思っていたそうです。
対局後は、「思ったより快適で、普段と同じように勝負ができた」と言っています。
藤井聡太七段といえば、スーツのイメージですが、和服がなじんでくるとともに貫禄もでてくるのではないでしょうか。
実力ではすでにかなりの貫禄をかもしだしていますけどね(*’▽’)
棋聖に王手!早ければ次の対戦で初のタイトル獲得
棋聖戦は5番勝負で今日が第2局でした。第3局は7月9日なので、もし第3局に勝利するとなると最年少となる17歳でのタイトル獲得となります。
これはとんでもない快挙です。なんといってもこれまでの最年少記録を6か月以上更新することになりますから。
藤井聡太七段の現在の状況
タイトル挑戦という大きな勝負だけでも3つ同時に進行中です。
一つ目は、今日の棋聖戦。7月9日の第3局に勝利で「棋聖」のタイトル獲得となります。5番勝負を2連勝中なので、残り3番の勝負で1回勝てればよいとも言えます。
二つ目は王位戦です。こちらは7番勝負で7月1日から木村一基九段(46)との対戦が始まります。
三つめは将棋界で序列の一番高い「竜王戦」になります。こちらはランキング戦3組で優勝を収めているので、次は決勝トーナメントへ進むことになっています。
王位戦と竜王戦については以下の記事でくわしく書いています。
まとめ
藤井聡太七段の対戦結果を確認するたびに快進撃を続けているって言いたくなるんですがほんとにその言葉につきると思います。
ここまで勝利報告が多いわけですが、対戦している相手は決して弱いわけではありません。藤井聡太七段が強いんです。そして、今一番勢いがあるからでしょう。
実は、6月20日に行われた竜王戦3組のランキング戦では、師匠である、杉本昌隆八段(51)を倒して優勝しています。一回勝っただけなので師匠越えかどうかは不明ですが、それだけ実力がついた証拠にはなるのではないでしょうか。
今後も体調管理だけは気を付けてさらなる快進撃を期待しています。
それでは、また。
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