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7月2日の深夜、爆音とともに関東上空に現れた火球ですが、7月13日に正体は隕石だということが判明しました。
7月2日の状況に興味のある方は以下の記事を見てみてください。
今回は、隕石の落ちた場所、大きさ、名前について情報をまとめてみたいと思います。
<目次>
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関東の火球( 隕石)が落ちた場所はどこ?
千葉県習志野市のマンションに落下しています。
火球が目撃された7月2日未明、マンションの住人が、近くで大きな音が聞こえたと言っています。
朝になってから共用の廊下を調べたところ、一つ目の隕石を発見、続けて廊下の手すりに隕石が当たった傷を見つけています。
さらに2日後の7月4日、管理人さんと一緒に中庭を探していると2個目の欠片を見つけたとのことです。
このみつかった2つの隕石は合わせるとぴったりなので、落下の際、てすりにぶつかって2つに割れたものと思われます。
発見者の氏名などは公表されていませんが、地元の博物館に「隕石ではないのか?」と問い合わせをしたとのことです。
関東の火球(隕石)が落下したあとの大きさは?
隕石は2つに割れていて重さは63グラムと70グラムです。二つの隕石はぴったりとあわせることができて、そのときの直径が約5センチメートルほどです。
あれだけの爆音と光を放っていた火球ですが、実際に見つかった隕石の大きさを聞くと意外と小さい?と思った方も多いはず。
ただ、逆に考えれば落下した隕石が直径5センチほどの大きさでもあれだけの音と光を放ちます。
これがもし、もっと大きな隕石だったら甚大な被害を出していた可能性もあるので、とりあえずはよかったのかもしれません。
関東の火球(隕石)の名前はどうなる?
今回の隕石は「習志野隕石」と命名されました。
この隕石を管轄する博物館は、国立科学博物館となり、隕石の命名もこの博物館がしていて、これから国際隕石学会に登録申請されます。
よく「惑星」とかだと発見した人が名前を付けることができるなんて話を聞きますが、これは個人ではなくて、国立科学博物館が命名するんですね。
個人的な気持ちですが、歴史的なものに自分の名前残したくないですか?(笑)
日本に落下した隕石って何個目?
今回、千葉県習志野市で発見された「習志野隕石」で53個目です。
日本では発見された隕石を記録に残しています。以下のリンクから詳しく見れます。
一番古いもので861年(貞観3年)の「直方(nogata)」とあるので、かなり昔から記録に残されていることがわかりますね。
隕石の種類で並びがちょっと変わっていますが、一番直近で発見された隕石は、2018年9月26日、愛知県小牧市で見つかった、「小牧(komaki)」という名前の隕石です。
今回このリストに「習志野隕石」として追記されます。
まとめ
7月2日に関東に現れた火球はものすごい光を放っていたので、すっかり燃え尽きたと思っていたのですが、今回発見されてワクワクしました。
7月6日から国立科学博物館がこの隕石の調査をしたところ、7月2日の火球として落下した隕石で間違いないことが確認されています。
ここからは1か月ほどかけて、隕石の分類というのをやる必要があるそうです。新しい発見なんかがあると、またワクワクが止まらなそうです(笑)
宇宙はロマンです。それでは、また。
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