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「マヤ文明」という名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、6月4日におもしろいニュースが飛び込んできたので詳しく見てみたいと思います。
<目次>
発見された建造物の大きさと年代
メキシコのタバスコ州で南北に約1400メートル、東西に約400メートル、高さ15メートルにもなる巨大で平面的な建造物を発見したと報道されました。
この巨大な建造物ですが、マヤ文明の祭祀(簡単に言うと神々をまつったりお祭りごとをすること)に使われたものではないかと言われています。
作られた年代は、紀元前1000年から紀元前800年の間に作られたとみられていて、マヤ文明の建造物としてはもっとも古くてもっとも大きいと考えられます。
ざっと計算すると、2800年から3000年前にこの巨大な建造物が作られたと思うと不思議な気持ちになりますね。
実は都市伝説系が大好きなもので・・・(笑)
発見した人と見つけた方法
アメリカ・アリゾナ大学の国際調査団が発見しています。この調査団の団長でもある猪俣健教授はこうコメントしています。
「従来の説では、王などの権力者とともに、中央政権が発達することにより、巨大建築が可能になるという考えが強かった」
と話したうえで
「王や市民、奴隷などの社会階層が進む前の時代にこのような大建築が行われたということは、人類史全体を考える上でも、大きな意義がある」
つまり、今までは国のトップが力を持つことで巨大建造物の建築ができると考えられていたけど、社会階層がととのう前の段階でこれができたというのは今までの考え方ではない発展の仕方も考えられるかもしれないってことです。
わかりやすくなってませんね(笑)
マヤ文明とは?
この画像見たらピンとくる人もいるかもしれませんが、マヤ文明を知らない方にも少しだけ解説しておきます。
栄えた場所はメキシコの南東部、「中米」の地域にあたるグアテマラ・ベリーズなどのマヤ地域を中心とした地域でメソアメリカ文明の一つに数えられています。
栄えた時期はウィキペディアにある、下の表を見てみてください。
今回発見された巨大建造物の年代は紀元前1000年から紀元前800年と発表されているのでこの表を見てみると「先古典期前期」という2番目に古い時期にあたります。
かなり古いというがこの年表からもわかりますね。
マヤ文明の都市伝説
マヤの予言として世の中に広がったものに2012年人類滅亡説というものがありました。これはマヤ文明で使われていた暦で2012年12月21日~23日あたりで区切りを示していることで人類の滅亡が連想されて広まりました。
これについては賛否がありますが、とにかく結果的に滅亡しなくてよかった(*’ω’*)
ただ、マヤ文明では歴史は繰り返すと考えられていて、過去の歴史で文明は繁栄と滅亡を繰り返しているんですよね。現在の文明も例外ではないと思うので気になるところです。
タバスコの余談ですが
メキシコのタバスコ州と聞いて「これは絶対タバスコ発祥の地だ!」と思った方も多いと思いますが、発祥の地はなんとアメリカのルイジアナ州でした。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
でも安心してください。タバスコ州はしっかり関係がありました(笑)
名前の由来は、メキシコ・タバスコ州が原産のキダチトウガラシ一品目にあたる「チレ・タバスコ」別名タバスコペッパーでした。
では、なぜ調味料としてのタバスコの発症がアメリカのルイジアナ州かというと、この地域に本社がある「マキルヘニー社」の創業者が1865年に開発して、商標権を持つアメリカの調味料だからでした。
まとめ
個人的にこの手の話が大好きなので、ついつい余計な話が多くなってしまってすみません。
真実としても都市伝説としても興味をそそれらるマヤ文明ですが、今回の発見は都市伝説ではなく、事実です。
新しい発見でまた新しい事実に近づいていく。これもまたわくわくしますね。
それでは、また。
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