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先日、バック・トゥ・ザ・フューチャー の主人公がマイケル・J・フォックスではなかった話をしました。その話しが気になる方はこっちもチェックしてみてください。
3週連続金曜ロードショーでやってる「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ですが、明日6月26日(金)放送のPARTⅢで最後となってしまいます。
そんなわけで残念ではありますが、明日のバック・トゥ・ザ・フューチャーPART3をより楽しく見るための小ネタを5つ紹介します。明日の放送でチェックしてみてください。
<目次>
ドクのイニシャル「ELB」とフルネーム
あまり知られていませんが、ドクのフルネームって劇中でほとんど紹介されていません。マーティは、「ドク」と呼びますよね。ドクが自分を紹介するときは「ドクターエメットブラウン」とかですね。
PART3のみに出てくるクララ・クレイトンは「エメット」と呼んでいます。
そこで、唯一ドクのフルネームに触れているシーンを紹介します。
PART2で1885年にタイムスリップしてしまったドクが、雷によって故障してしまったデロリアンを炭鉱に隠しました。
1955年のマーティとドクは、その炭鉱へデロリアンをとりに行くわけですが、そこにはドクのイニシャルであろうものが記されていてその場所に気づきます。
それが「ELB」。
ドクは愛称で、エメットブラウンが名前ですが、「ELB」ではイニシャルが合いません。
実は、ドクのフルネームは「エメット・ラスロップ・ブラウン(Emmett Lathrop Brown)」でそのイニシャルが「ELB」となっています。
マーティの首つりシーン
1885年にたどりついたマーティですが、マッドドック・タネンともめて時計台に首を吊られてしまいます。その後1885年のドクが長距離を狙える銃で縄を打ち抜いてマーティを救います。
実はこのシーン、クリント・イーストウッドが出ている「続・夕日のガンマン」という映画と同じシーンになっています。つまり、オマージュですね。
マーティは1885年の世界で自分のことをクリント・イーストウッドと名乗っているのもつながりがあっておもしろいですね。
ちなみに、この首つりシーン。撮影現場でマイケル・J・フォックスが実際に意識を失ってしまったなんて話もあります。
マーティがマットドックタネンを倒した右フックは・・・
クライマックスでマーティはマッドドック・タネンを倒す最後の一撃を右フックで決めています。そのパンチをくらったタネンは豪快に回転して倒れます。
実は、このシーン、バック・トゥ・ザ・フューチャーPART1でマーティの父親であるジョージが母親になるロレインが襲われたときにビフを倒した右フックのシーンと同じ構成になっています。
つまり、親子そろってタネン一族を左フックでノックアウトしたということですね。
その後はおきまりの肥やしに頭から突っ込みます。ちなみにどの時代でも、この肥やしを作っている会社はジョーンズ肥料店です。
実際に爆破して撮影された2つのシーン
以下の2つは実際に4分の1の模型を爆破して撮影しています。
機関車
デロリアンを140kmのスピードに加速させるため、限界を超えたスピードで走る機関車は最終的にショナシュ峡谷におちて派手に爆破します。
このシーン、CGではなく実際に爆破してるからあれだけ臨場感あふれるシーンになっているんですね。
ちなみに機関車の落ちた谷ですが、もともとショナシュ峡谷で、本来は「クララ・クレイトン」が事故で転落する歴史だったため「クレイトン峡谷」になるはずでした。
しかし、変わってしまった歴史では、機関車とともにクリント・イーストウッド(マーティ)が谷へ落ちたと思った現地の人によって「イーストウッド峡谷」となっています。
デロリアン
クライマックスのシーンで1985年に戻ってきたデロリアンが、線路上で電車によってバラバラに破壊されますが、このシーンも実際に破壊したシーンを撮っています。
あえてCGを使わずに実際に壊すことで臨場感を出すこだわりがこの映画を名作にしているのかもしれませんね。
ドクの2人の息子の名前
バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3の最後で機関車型のタイムマシーンで再登場するドクの家族ですが、そこには2人の息子が登場します。
名前は「ジュール」と「ベルヌ」。
これは、ドクが大好きな小説「地底旅行」の作者、ジュールベルヌからとっています。これはわかりやすいですね。
まとめ
あなたはいくつ知っていましたか?
実は、まだまだ小ネタはたくさんあるんですが、長くなってしまうのとあまりにマニアックな内容になってしまうので今回は5つに厳選しました。
バック・トゥ・ザ・フューチャー についていろいろ調べていて思うのは、ものすごく細かいところまでこだわっているのが素人の目で見てもわかる作品だということです。
作品作りを徹底的にやっているからこそ普及の名作と呼ばれるほどのヒット作品になってのではないでしょうか。
今回の小ネタを意識しつつ、明日のバック・トゥ・ザ・フューチャー PART3の放送を楽しんでくださいね。
それでは、また。
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